AIで成果が上がった。その後、本人に判断力は残ったか。
NBER Working Paper 35720 / MIT / 査読前・実地実験
何が新しいか
AI利用中の起草品質と、AIを外した後の編集判断を分けて測った。起草品質は改善したが、持ち越された判断の改善は経験豊富な弁護士に集中し、若手の平均改善は有意でなかった。
実務でどこまで使えるか
小規模試行に使える育成評価で、AIを使った成果物と、次の案件で本人が行う判断を別々に確認する。品質や速さの向上だけを、能力獲得の指標にしない。
既存の実践知との照合
一致・補完仕事の成果と、本人の次の判断を分けて見る実践と一致する。本人が欠陥を発見し、根拠を説明して修正できるかまで追う。
不一致・未検証若手全体の技能低下を示したわけではない。省察の因果効果や、判断の組織内継承は未検証。

